2025-05

1.1:耐震性能の「見える化」

耐震性能の「見える化」8 (耐震改修設計の検証 1/2)

総務省統計局の「2023年(令和5年)住宅・土地統計調査」を見ると、2024年9月時点での、国内の「木造一戸建住宅」の総数は、2578万戸となっています。 その総数を「建築基準法の、『改正ごと』の3つのグループ」、具体的には 1:~1980...
1.1:耐震性能の「見える化」

耐震性能の「見える化」9 (耐震改修設計の検証 2/2)

前回の 「応用・実践編」の修正モデル2つが、倒壊を防いだ要因を掘り下げます。 まずは全ての壁と小壁に構造用合板を増貼りした「修正モデル1」 についてです。 倒壊を防いだ要因は、2つです。 壁(小壁)に増貼りされた構造用合板は、図 のように、...
2:夏涼しく冬暖かい

2-1:「夏涼しくて冬あたたかい」家(1/6)

「夏涼しくて冬暖かな」家、とは言うけれど、実際に住まう方の心情をより正確にあらわすのであれば、 「夏の暑さと冬の寒さが身体への負荷にならないように工夫された、快適な家」ぐらいに言い直しておいたほうが、どうやら塩梅がよさそうです。実際、春や秋...
2:夏涼しく冬暖かい

2-2:「夏涼しくて冬あたたかい」家(2/6)

夏は、太陽光が地表面に対して垂直に、つまり、 ・「正面からまとも」に当たることと、・日照時間が長いこと により、あれだけの暑さを生み出しているのだそうです。植物は元気いっぱいですが、私たちがこの季節の光を直接浴び続けると、日射病や熱中症など...
2:夏涼しく冬暖かい

2-3:「夏涼しくて冬あたたかい家」(3/6)

自ら動くことのできない住宅が、夏の日射を遮るためには、・太陽の動きを知って、・日射が「自分」のどの部分に当たり、どこを通るのかを、知ってその上で「そこを通る日射」を防ぐ方法を考えてゆきます。外壁(=窓)への日射の防ぎ方についてのキーワードは...
2:夏涼しく冬暖かい

2-4:「夏涼しくて冬あたたかい家」(4/6)

地表面に対して垂直に、つまり「正面からまとも」に照りつける夏の太陽は、そのぶんだけ強烈に地表面を熱します。そこに触れ、あたためられた空気は上昇して気圧を下げて、風を招きます。地表面の熱は、それ自体は放射を続けてそのまま大気圏外に放出されるの...
2:夏涼しく冬暖かい

2-5:「夏涼しくて冬あたたかい家」(5/6)

「ほどほどに快適」な室内環境をつくるための、夏の「肝」は、一言で言えば「熱を逃がす」ことでしたが、冬はその逆で、室内の熱を「逃がさない」ことが、冬の室内環境を整えるための、最優先事項です。 けれど夏に、どんなに防いでも熱が室内に侵入してきた...
2:夏涼しく冬暖かい

2-6:「夏涼しくて冬あたたかい家」(6/6)

冬の快適な室内環境をつくるうえで大切な、ふたつの「隠し味」につい書きます。これがあれば、室内環境をさらに引き立ててくれますし、無いとちょっと(いや、正直に言えばかなり)物足りないです。 それは何かというと、 ・室内空気温度の均一化と、・日射...
3:耐久性・耐火性

3-1:長持ちする家

家づくりにおけるアンケート調査で、「高い関心がある」項目の上位ふたつは、ほとんどの場合、構造と断熱です。このふたつは、もちろん、安心で快適な住空間には必須ですが、家が建っている間ずっと維持されることが、その前提ともいえます。今回は、その前提...
3:耐久性・耐火性

3-2:火災に強い家

総務省消防庁の資料によると、2021(令和3)年の、建物の年間出火件数は19、461件でした。そのうち住宅の火災は10,656件で、建物火災の6割弱を占めています。 出火原因は(その他、調査中を除く)、 最も多いのがコンロ、次がたばこの不始...